上司と部下
上司の仕事、上司と部下の関係
上司の仕事
「上司」としての一番の仕事は、「部下に最高のパフォーマンス(処理能力)で働いてもらうこと」です。
私たちはいろんな方法で人を動かそうとしています。
・命じる(権威を使う)
・脅す(恐怖心、不安を使う)
・嫌みを言う(羞恥心を使う)
・泣き落とす(あわれみ、または罪責感を使う)
・欲で釣る
・頼む
・教える
問題は、その方法が、「相手の最高のパフォーマンスを引き出す」やり方かどうかということです。
私たちが、自分の力を十分に発揮するのは、
・喜んでやっていること(渋々ではない)
・主体的に取り組んでいること(やらされているのではない)
・自分のやるべきことがわかっていること(混乱していない)
ときです。つまり、「いい気持ちで働いているとき」です。
上司の仕事は「部下がいい気持ちで働けるよう援助すること」です。
上司と部下の関係
主従型の関係
いずれも、「仕事の主体は上司で、部下はその補助」という関係です。
・奴隷または家臣
・道具
・生徒
このような関係は、ともすると「渋々させられている」という感覚を生み出しやすいのです。
そうなると、最高のパフォーマンスは引き出しにくいです。
パートナー型の関係
同じ目的を共有している
相互依存している
一緒に働くことが気持ちいい
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