経営のツボ

危機管理と転落回避

危機管理の結び

今の世の中、「危機管理段階」「転落回避段階」「有事対応段階」が紙一重であり、ちょっとしたことで、一気に「有事対応段階」になってしまうこともありえます。その点からも、事業再生は、何か問題が起こった時に、先送りせず、早い段階で一つひとつ危機を招く芽を取り去るという、たいていの企業が行っていることの延長線上にあるといえます。

事業の再生と社員・社長の生活の安定、それらはすべて社長の素早い決断次第です。どんな状況になっても死を選んだり、夜逃げなどする必要はありません。打つ手は無限にあります。しかし、過剰債務に陥る前での早期着手の方が再生は容易ですし、採るべき選択肢の幅が広いことも事実です。そのためにも、「危機管理段階」から相談できる専門家、それも時代の流れを読み、インフレ時だけではなく、デフレ時にも対応できる知識のある相談者を身近に持たれることをおすすめします。

当然ですが、社長自身も感性を磨くため、また、知識を持つために、多くのことを勉強しなければなりません。危機の「危」はリスクですが、「機」はチャンスです。時代の変化はリスクばかりかチャンスをもたらす側面があります。自社を世の中の流れに乗せて、永続的に繁栄されることを願っています。

 

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