上司と部下
ほめ上手な上司になる
「ほめ上手な上司になる」
○なぜほめられないのか
・照れくさい
・どうほめていいかわからない
ほめることは、上司として当然しなければならない「仕事」です。
だから、努力してでも身につけましょう。
・ほめたらつけあがって努力しなくなる
あなたは、ほめられたらつけあがって努力を忘れますか?
また、仮に部下がつけあがって努力せず、期待した行動を取れそうになくなったとしたら、
叱って軌道修正すればいいだけの話です。
・やって当然のことだから
・100%完全じゃないから
それでもほめられたらうれしくて、やる気が出るのです。
・どこをほめていいかわからない
普段から意識して探しておきましょう。
○ほめ方のコツ
・すぐにほめる
良いところを見つけたら、すぐにほめることです。「あとでまとめて」では効果がありません。
・当たり前のことをほめる
何かすごいことをしたときにほめようとすると、なかなかほめる機会がありません。
あいさつをしたとか、締め切り通りに書類を提出したとか、当然のことをほめましょう。
・加点法でほめる
期待している100%完全な結果から、どれだけ足りないかを見ていると、
ほめられないどころか、文句を言いたくなります。
スタート時点からどれくらいできるようになったか、
1ヶ月前、半年前、1年前と比べてどれだけ成長したかに注目しましょう。
・プロセスをほめる
途中の努力や工夫を一切取り上げられず、結果だけで判断されるのはつらいものです。
逆に、プロセスい注目すれば、結果が思わしくなくてもほめることができます。
・行動だけではなく、内面をほめる
熱心さ、努力、明るさ、ねばり強さ、誠実さ、謙虚さ、思いやり、気配り、客観性、集中力、視野の広さなど、
内面に注目すれば、ほめやすく、またやる気を引き出しやすいです。
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